増田 智彦[Tomohiko Masuda]
1971年愛知県生まれ.
1995年 名古屋大学大学院工学研究科土木工学専攻 博士課程(前期課程)を修了.同年,日本工営株式会社に入社.以後,北陽建設株式会社,中外テクノス株式会社を経て,2020年に株式会社エイト日本技術開発に入社し,現在は橋梁事業部 中国支社(保全分野)に在籍.
技術士(総合技術監理部門〔建設—鋼構造及びコンクリート〕),技術士(建設部門〔鋼構造及びコンクリート〕),コンクリート診断士,コンクリート構造診断士,一級土木施工管理技士等の資格を有する.
コンクリート構造物の調査・診断・補修技術の発展と,県内コンクリート診断技術者の技術力向上および人材育成に寄与してまいります.
岡山県コンクリート診断士会は,「コンクリート構造物の診断・補修技術の進歩発展及び関連技術者の養成に寄与すべく,コンクリート診断士制度の趣旨に基づき,会員相互の親睦と技術力の向上を図り,診断士の社会的評価と地位の向上に貢献し,社会の発展や安全に寄与すること」を目的として設立されました.
コンクリート診断士は、公益社団法人日本コンクリート工学会(JCI)の認定資格であり,既設コンクリート構造物の点検・調査・診断を行い,対策工法の立案・提案までを担う専門技術者です.合格率は例年約15%と低く,高い専門性が求められます.全国で15,380名の診断士が活躍する中,岡山県でも270名の登録者が専門性を発揮し,社会インフラの維持管理を支えています.
我が国の社会資本の多くは高度成長期以降に整備され,老朽化が急速に進んでいます.2012年に発生した中央自動車道 笹子トンネル(上り線)の天井板落下事故を契機に,2013年は「社会資本メンテナンス元年」と位置付けられました.橋梁やトンネルをはじめとするインフラの長寿命化・老朽化対策が強く求められており,補修・更新需要は今後さらに増加すると見込まれます.限られた予算・人員の中で,合理的で効果的な維持管理の実現が不可欠です.コンクリート構造物の調査・診断に基づく計画的な補修・補強の実施を支え,確かな根拠と最新技術により,効率的な対策につなげることがコンクリート診断士の重要な役割です.
当会は,大学,官公庁,建設,コンサル,材料,検査など多様な分野の技術者が集う強みを生かし,実務に直結する情報共有と技術交流を推進します.
具体的には,最新基準や新技術の勉強会,現場見学会,課題共有の場を充実させ,会員の皆様が「明日から実務で使える知見」を得られる会を目指します.あわせて,若手・新規合格者の育成や,相互相談・ネットワーク形成を通じて,個々の技術力向上と業務の質の向上につながる,会員メリットのある会をつくってまいります.
今後も,コンクリート診断士の社会的信頼と評価の向上を図るとともに,社会の発展や安全,持続可能な社会インフラの実現に貢献してまいります.
引き続き,皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます.